今回は、ユーキャン宅建講座について。
ユーキャンの宅建講座で、宅建士試験に合格できました。
受験1年目は、なるべく安く済ませたかったので、独学を選びましたが学習のコツがつかめずに失敗…。
2年目に、ユーキャンの宅建講座を受講して、宅建士試験に合格することができたので、その体験レビューをします。
・ユーキャンの宅建講座が気になっているけど、実際どうなの?
・ユーキャンの宅建講座のメリットやデメリットを詳しく教えてほしい。
・なぜ、独学で宅建士の勉強はダメなの?
・ユーキャンの宅建講座が、自分に合っているかわからない。
・他社と比べてどう?
該当する人は続きをご覧ください。
● 各通信講座の特徴|ユーキャンとの違い
● ユーキャン宅建講座で合格できた方法
気になる方は、先にご覧ください。
・ユーキャン宅建講座の評判・口コミ
・他社の通信講座との比較
・3ヶ月で合格できた体験談
ユーキャン宅建講座について
ユーキャン宅建講座の特長
特長①|ミニマムな教材で、合格に必要な内容は過不足なく!
- ユーキャンの教材はボリュームが少ない。
- それでも、合格に必要な内容を網羅。
特長②|スマホ学習で効率よく合格が目指せる!
- テキストや動画講義をスマホやパソコン、タブレットから閲覧OK
- 弱点対策やスケジュール管理などが、スマホで管理OK
特長③|法改正情報に対応
- 法改正があった場合、最新情報を押さえておくことが合格のカギ
特長④|仕事と両立しやすい!
- ユーキャンの宅建受講生のうち、84%は仕事と学習を両立。
特長⑤|添削指導で実力アップ
- 全7回の添削指導アリ
- 講師は20名以上!
特長⑥|信頼の実績がある
- 令和元年度試験では、1,369名がユーキャンで合格
- 開講歴は30年以上
最短3ヶ月!まだ2024年受験に間に合う!
今すぐ宅建士講座に申し込むユーキャン宅建講座|評判・口コミ・他社比較
ユーキャン宅建講座の評判・口コミ
良い評判・口コミ
大手の安心感、教材の高いクオリティ、他社にはない添削課題があることが、高い満足度の理由の一つであることが確認できました。
悪い評判・口コミ
- 過去に申し込んだけど、結局勉強しなかった
- 勉強量の目安が分からない
- 教材の量が多いこと
このような、悪い評判や口コミも確認できました。
ユーキャンに限った話ではありませんが通信講座は、やる気を出して主体的に取り組まないと合格するのは難しいのではないでしょうか。
また、合格率は15~17%と、決して簡単に取得できる資格ではないので、そもそも時間が確保できない人は受験自体ができないと言えるのかもしれません。
他社の宅建講座との比較
他社の宅建士講座との比較表は以下のとおり。
商品名 | ユーキャン | フォーサイト | スタディング | アガルート | クレアール |
こんな人におすすめ | 教材の質と知名度を求める人 | 教材の質と実績を求める人 | スマホ学習中心で、費用を安くしたい人 | 無制限で質問したい人 | 試験合格を重視したい人 |
料金 | 63,000円 | 59,800~78,800円 | 19,800円 | 54,780円 | 59,800円 |
合格者 | 1,369名 (2019年) | 968名 (2020年) | 600名以上 | 非公表 | 非公表 |
合格率 | 非公表 | 65.9% (2020年) | 非公表 | 43.3% (2020年) | 非公表 |
開講歴 | 30年以上 | 20年以上 | 2008年~ | 2015年~ | 50年以上 |
スマホ学習 | |||||
質問 | |||||
添削指導 | |||||
テキスト | コンパクト 図表多め | コンパクト 図表多め | webのみ 紙はオプション | フルカラー | 文字中心 |
特典 | 割引有 | 割引有 | 不明 | 全額返金有 | 割引有 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
料金
スタディング以外の通信講座と同じ価格帯です。
合格者
他社と比較して、合格者数が最も多く、実績があります。
ユーキャンは最大手であるため、通信講座の受講者も最も多いと予想されます。
合格率
残念ながら、ユーキャンは合格率を公表していません。
試験の合格率15~17%に対して、フォーサイトやアガルートは非常に高い合格率となっています。
開講歴
クレアールに次いで、2番目に開講歴が長く、歴史がある企業です。
スマホ学習
他社では、スマホ学習に対応していても、講義が充実していない、スケジュール管理機能がない、質問回数に制限がある、など、サポート体制が乏しい講座もあります。
一方でユーキャンは、講座が充実していたり、スケジュール管理機能がついていたりするので、他社よりもスマホ学習が充実していると言えます。
質問
ユーキャンでは講師に1日3回までメールで質問ができます。
他社では、ZOOMやSNSで質問をするところもあります。
”年間の質問回数は約3回”、というデータもあるので、十分な質問回数だと言えます。
添削課題
全7回の添削指導が受けられるので、緊張感が保てたり、モチベーションが維持しやすくなったりしています。
他社では添削指導が受けられないサービスもあるところ、定期的に指導が受けられるので、サポート体制が手厚いと言えます。
テキスト
紙媒体とwebテキストの両方で学習が進められます。
また、テキストはコンパクトで図表が多く使われているため、とてもわかりやすいです。
他社では動画メインだったり、参考書が文字多めだったりするところもあるので、テキストも他社と比較して良好だと言えると思います。
特典
他社では、合格もしくは不合格で全額返金制度があるところもあり、それに比べたら見劣りします。
割引制度があり、申し込みの時期によっては、割引されます。
全体
各社、特長があるので、一概には言えませんが、総合的にクオリティが高い講座だと言えます。
また、ユーキャンとフォーサイトは、特長が非常によく似ています。
どちらも同じような価格帯で、良質な通信講座だと思いますが、「ユーキャン=最大手の安心感」「フォーサイト=高い合格率の実績」で、自分に合った講座を選ぶことになるかと思います。
「ユーキャン」「フォーサイト」の比較
● 知名度の高さ(安心感)を優先するなら、ユーキャン
● 高い合格率(実績)を優先するなら、フォーサイト
各通信講座の特長
他社の特長と、利用者の口コミを以下のようにまとめました。
ユーキャン
- 高い価格帯|63,000円
- 良質な教材|わかりやすいテキストと優れたスマホ学習機能
- 抜群の知名度|「通信講座=ユーキャン」という安心感
→料金よりも「教材の質」と「知名度(安心感)」を選ぶ人におすすめ
→とにかく「費用を抑えたい」という人には不向き
フォーサイト
- 高い価格帯|59,800円~78,800円
- 良質な教材|わかりやすいテキストと優れたスマホ学習機能
- 驚異の合格率|65.9%
→料金よりも「教材の質」と「高い合格率(実績)」を選ぶ人におすすめ
→とにかく「費用を抑えたい」という人には不向き
「ユーキャン」「フォーサイト」の比較
● 知名度の高さ(安心感)を優先するなら、ユーキャン
● 高い合格率(実績)を優先するなら、フォーサイト
スタディング
- 圧倒的に安い価格帯|19,800円
- スキマ時間を有効活用|通勤や車での移動中に学習可能
→「スマホ学習中心」で、とにかく「費用を抑えたい」人におすすめ
→「紙の参考書を重視」し、「手厚いサポートを求める」という人には不向き
アガルート
- 合格した場合の特典付き|お祝い金1万円もしくは全額返金
- 高い合格率|43.3%
- 無制限で質問可能
→「合格した場合の特典」を魅力に感じ、「講師にいつでも質問したい」人におすすめ
→「スマホ学習中心」の人には不向き
(スマホで問題演習やスケジュール管理ができないため)
クレアール
- 合格するための学習方法|学習範囲を大幅に絞る大胆な学習法
- テキストは文字中心で、スマホは最低限の講義のみ
- 無制限で質問可能
→不動産に関する知識のインプットよりも「試験合格を重視」し、「講師にいつでも質問したい」人におすすめ
→「不動産をバランスよく勉強したい」「スマホ学習中心」の人には不向き
(試験合格を優先して、学習内容を大幅に絞っているため)
(基本的にテキストは紙であり、スマホで完結しないため)
ユーキャンとは
ユーキャンとは
ユーキャンと言えば、「通信教育の代名詞」のような存在の会社。
開講歴30年以上の歴史があり、現在は100講座以上の数を持つ。
※出典:ユーキャン公式サイト
CMでも良く見かけますし、知名度もバツグンなので、世間的な信頼や評価は高いと思います。
会社情報
- 商号:株式会社ユーキャン
- 所在地:東京都新宿区高田馬場4-2-38
- 創立:1954年(昭和29年)6月
- 年商:358億円
- 従業員:550人
- 事業内容:各種通信講座の運営、書籍・映像音楽ソフトの企画・制作・販売等
体験談|ユーキャン宅建講座を受講して3ヶ月で合格!
2014年に独学(教材:本屋で買った参考書&問題集)で宅建士試験に挑戦し、不合格。
独学では無理だと感じる。
2015年にユーキャン・宅建士講座に受講し、合格。
ただ、2015年受講なので、少し古い情報かもしれません。
受験1年目に独学を選んだ理由
通信講座に支払う料金(約6万円)が、もったいなく思えたため。
当時は、独学でも合格できるような気がしました。
本屋で買ったテキストと問題集を教材に、試験勉強を進めました。
独学では限界を感じた理由
学習ペースや学習内容など、合格するのに何をどうすれば良いのか、よくわからなかったため。
仕事の合間に試験勉強をしていたので、効率良く勉強する方法のコツがつかめなかったです。
通信講座を選んだ理由
自宅から最寄りの通信講座の会場まで、遠すぎたため。
2015年当時、田舎に住んでいたので、最寄の通学講座の会場まで、車で片道2時間半。
この時点で、通学は選択肢から外れ、自ずと、通信講座一択になりました。
ユーキャンを選んだ理由
講座選びで失敗したくなかったため、知名度がある安心感を買うつもりで、ユーキャンを選びました。
正直なところ、他の通信講座と比較することはなかったです。
ユーキャン以外、会社名を聞いたこともなかったので…。
また、過去に、ユーキャンの「ペン習字」の講座を受講したことがあり、とてもテキストが見やすい、という印象があったので、知名度に加え、教材の質に好印象を持っていたことも決め手の一つです。
宅建士資格が必要だった理由
2015年当時、不動産の仕事に就いており、私の職場では、宅建士登録をすると、給料が月4万円上がるという規則があったので、どうしても合格しなければいけない事情がありました。
合格までのスケジュール|本格的に勉強を始めたのは試験の3ヶ月前から!
2015年10月18日(日)が試験日でした。
試験当日8ヶ月前
2015年2月にユーキャン宅建講座を購入。
時間がある時にテキストを読んで、不動産のことを楽しみながら勉強していました。週2時間程度。
試験当日3ヶ月前
本格的に勉強を始めたのは3ヶ月前から。
2015年7月からは受験モードにスイッチが入り、平日は2時間、土日は6時間勉強。
教材のスケジュールに忠実に、テキスト、模擬試験演習などを解いて勉強を進めていきました。
試験当日1ヶ月前
2015年9月下旬からは、更に勉強時間が増え、平日3時間、土日は8時間勉強。
過去問をひたすら繰り返し、間違えた箇所があれば、テキストに戻って理解するようにして、学習を進めていきました。
合計約380時間勉強して、やっと合格できました。
それだけ勉強しても、合格ボーダーライン31点に対して、自己採点31点というギリギリの合格でした…。
教材内容
- テキスト:6冊(基礎テキスト3冊・実践テキスト3冊)
- 副教材:完成テキスト、本試験問題・解答解説、ガイドブック、添削関係書類
受講した感想|ユーキャン宅建講座のメリット・デメリット
メリット①|テキストがわかりやすい
一番良かったのは、テキストがわかりやすかったことです!
以前に本屋で教材を探していた時、何冊も立ち読みしましたが、不動産に関わる専門用語が並ぶので、わかりづらい教材が多かったです。
その中でも、ユーキャンのテキストは、図表が多く使われていたり、カラーの装飾がされていたりして、理解しやすい内容になっていました。
メリット②|スケジュール管理が楽
スケジュール管理が楽だったことも、非常に良かったです!
2014年の独学で一番難しかったのは、スケジュール管理でした。
いつ何を勉強して、どのように学習を進めていけば、合格に近づけるのかイメージができませんでした。
私は、2015年2月から勉強を始めました。
つまり、8ヶ月かけて合格を目指す、というスケジュールです。
2015年当時は、紙媒体でしたが、ユーキャンの通信講座に同封されている、スケジュール表に従って、学習を進めました。
現在は、スマホでスケジュール管理をするようになっているはず。
きっと、当時よりも更に、便利になっているのではないかと思います。
メリット③|添削課題でモチベーションが保てる
テキストが1冊終わるごとに、添削課題集に取り組むというカリキュラムが良かったです!
添削課題集の各回で、マークシートに自分の回答を記入して、ユーキャン宅建士講座あてに専用封筒で提出します。
後日、採点されたものとコメントが返ってくるという、昔ながらの通信講座のスタイルです。
子どもの時にお世話になった赤ペン先生による添削指導と、やりとりの方法は同じです。
ある程度、学習を進めたタイミングで、まとまった量の問題を解くことで、知識の再確認と定着を図ることができます。
あと、本番の予行演習になるので、緊張感や合格に向けたモチベーションを維持することができました。
デメリット①|過去問対策が物足りない
ユーキャンの通信講座のテキストや問題集の中に、過去問が抜粋されて出題されますが、やはり過去問10年分の問題集は、別途必要だと思います。
私は、ユーキャンの通信講座で一通り、学習を終わらせた後で、過去10年分の過去問を解き、間違えた箇所があれば、過去問の解説と併せてユーキャンのテキストで、再度学習するようにしました。
個人的な感想ですが、ユーキャンの通信講座だけでは、物足りないと思いました。
おすすめは、「ユーキャンの通信講座」+「過去問10年分」です。
年度は違いますけど、同じく「ユーキャンの宅建士 過去12年問題集 」を使いました。
デメリット②|他社に比べて少し高い
他の講座と比べて、高いのが気になります。
ただ、ずば抜けて高いわけではありませんし、宅建士を目指すのであれば、合格できなければ意味がないと思います。
もし、私が今から宅建士講座を受講するのであれば、1~2万円程度の差であれば、多少目をつぶって、それよりも教材の質と、知名度の高さによる安心感を重視して、ユーキャンを選びます。
まとめ|ユーキャン宅建講座の評判・口コミ・3ヶ月で合格できた体験
今回は、ユーキャンの宅建講座のレビューをしました。
他社の通信講座を受講したことがないので、ユーキャンの講座しか評価できませんが、私はユーキャンを選んで良かったです。
このような方にユーキャンの宅建講座をおすすめします!
● 紙のテキストとスマホの両方で学習を進めたい
● 時間に余裕がないため、効率良く学習を進めたい
● 絶対に合格しなければいけない理由がある
不動産投資に宅建士資格は必須というわけではありませんが、持っておくと以下のようなメリットがあるので、勉強する価値アリだと思います!
- 融資が受けやすくなる
- 不動産屋とのコミュニケーションが楽になる
宅建士資格を持っておいて損はないので、是非チャレンジしてみてくださいね!
最短3ヶ月!今なら2024年受験に間に合う!
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別記事で、不動産投資に宅建士資格が必要かどうか、詳しく解説しています。
不動産投資に宅建は必要?|資格取得の4つのメリット・2つのデメリットを大家&宅建士が解説今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!