【体験談】和室を洋室にDIYリフォーム!かかった費用や時間、失敗事例

和室を洋室にDIYリフォーム

こんにちは。不動産投資家のまさどん(@masadon-fudosan)です。

アパート4棟・戸建5戸・駐車場1ヶ所を所有しています。(2022年8月現在)

今回は、はじめてDIYで和室を洋室にリフォームしたので、レポートします。

はじめてDIYで和室を洋室にリフォームしました。

実際にかかった費用や時間、必要な道具を解説するので、DIYやボロ戸建て再生に興味がある方は、最後までご覧ください。

・DIYにチャレンジしたい!
・和室を洋室にリフォームするのに、いくらかかるの?どれくらい時間がかかるの?
・あまり道具を増やしたくないけど、どんな道具が必要なのか知りたい。
・DIYで和室を洋室にリフォームするのは、初心者でもできる?

該当する人は続きをご覧ください。

和室を洋室にDIYリフォームするのにかかった費用と時間、必要な道具

和室から洋室に変更した箇所の広さは約4.5畳です。

費用(材料費):約6万円

内訳は以下のとおり。

  • クッションフロア(13m):約2.2万円
  • 合板(16枚):約1.8万円
  • 根太:約1.2万円
  • ボンド(11kg):約0.8万円

大工道具もあわせると、+3万円ほどかかります。
内訳は以下のとおり。

  • 丸鋸:1万円
  • 丸鋸定規:1千円
  • 水平器:1千円
  • 定規:4千円
  • 墨壺:1.5千円
  • 仕上げサンダ:1万円

時間:23時間

作業日数は5日かかりました。

1日目:3時間

  • 採寸
  • 必要な根太&床板の計算
  • 根太&床板の買い出し

2日目:5時間

  • 根太のカット
  • 根太を置いて位置合わせ
  • レベル合わせ
  • ビス打ち
  • 薄べニアの買い出し&カット

3日目:6時間

  • 根太を敷く
  • レベル合わせ
  • 根太のビス打ち
  • 丸鋸で床板のカット

4日目:4時間

  • 床材のビス打ち
  • パテ処理

5日目:5時間

  • サンダでフラットに仕上げる
  • クッションフロアのカット
  • クッションフロアを張る

初めての作業ばかりだったので、かなり時間がかかってしまいました。

何をどれだけ買ったらいいのか悩みましたし、失敗ばかりでした。

特に悩み、失敗したことを後ほど詳しくお伝えします。

必要な道具

必要となる主な道具は以下のとおり。

  • クッションフロア
  • 根太(松)
  • コンパネ
  • ボンド(接着剤)
  • 丸鋸
  • 丸鋸定規
  • 水平器
  • 1m定規
  • 墨壺
  • 仕上げサンダ

クッションフロア

クッションフロアはたくさんの種類があるので、選ぶのに悩みます。

ホームセンターで売っているのは、1m当たり約900円~約1,800円の価格帯で、安いものは薄く、見た目もそれなりに見えてしまいます。

今回は、約1,500円の木目調のデザインを選びました。

4.5畳の広さで13m分買いましたが、13mのクッションフロアはとても重いので、ネット通販だと楽だと感じました。

根太

根太を買おうとしても、ホームセンターでは”根太”と表示されていません。

”垂木”と表示されている木材を根太として使います。

45mm×45mmの場合や、30mm×40mmなどありますが、今回選んだのは45mm×45mmの米松。

ネット通販だと運んでもらえるので楽ですが、真っすぐな根太かどうか不安なので、もし可能であれば直接ホームセンターなどで買うことをオススメします。

注意
根太には松が適しています。杉を買わないように。

コンパネ

床材にはコンパネが適しています。

針葉樹合板を買ってしまい失敗してしまいましたが、針葉樹合板は柔らかく節が多いため、床材としては適していないと感じました。

一方で、コンパネは節がなくて堅いので、床材として扱いやすいです。

注意
針葉樹合板ではなく、コンパネを買いましょう。

ボンド

クッションフロア用のボンド(接着剤)を使います。

約4.5畳に対して、使ったボンドは約5kg。

つまり、必要なボンドの目安は1畳当たり1kg+αということで良いと思います。

丸鋸

床材をカットするのに必ず使います。

ホームセンターでカットしてもらうこともできますが、現場でサイズを確認しながらカットすることになるので、丸鋸は必須アイテムの一つと言えるでしょう。

注意
大怪我の危険が伴うので、ちゃんと使用方法を理解してから使いましょう。

丸鋸定規

丸鋸で真っすぐにカットするために、必要なアイテムです。

丸鋸定規を使わなかったので、カット位置がずれてしまいました。
必ず丸鋸定規を使って正確にカットしましょう。

水平器

フラットな床に仕上げるために必要なアイテム。

内見時も必要なアイテムなので、不動産投資家なら必ず持っていることと思います。

1,000円未満の安い水平器で十分です。

1m定規

クッションフロアをカットするのに必要なアイテム。

「カット師1mサイズ」がオススメ。

取手がついているので押さえやすいですし、クッションフロアの幅が90センチ程度なので、1度でカットできます。

「カット師」は、70cmのサイズもありますが、1mサイズをオススメします。

墨壺

DIYをしなければ、おそらく知ることがなかっただろう墨壺。

合板に印をつけるのに、めちゃくちゃ便利なアイテム。

一番安い1,500円程度の墨壺を選びましたが、それで十分です。

墨壺の使い方

墨壺の使い方はこちらの動画をご覧ください。

仕上げサンダ

パテ処理した後、クッションフロアを張る前には必ずサンダを使います。

紙やすりでも出来なくはありませんが、大変なので仕上げサンダを使うことをオススメします。

充電式のコードレスもありますが、室内で使いますしコンセントが近くにあるので、コード式でも問題ないかと思います。

和室を洋室にするリフォーム工程

以下の工程でリフォームを進めました。

畳を剥がす

50年前の新聞が敷いてあったので、おそらく50年間敷きっぱなしだった畳ですから、畳のすき間から大量の埃とゴミが出てきました。

必ずマスクとゴーグルをつけて作業するようにしましょう。

根太を置く

荒板の下にある根太と垂直になる向きで根太を置きます。

一般的には30mm間隔で置くのですが、今回は柔らかい材質の針葉樹合板を選んでしまったので、22.5mm間隔になりました。

レベル調整

フラットにするために、水平器を使って水平かどうかチェックします。

水平ではない箇所には、2mm程度の薄べニアを敷いてフラットになるように調整します。

水平にできたらビス打ちをします。
荒板の下にある根太に打ち込んで固定します。

コンパネを敷く

コンパネを丸鋸でカットしてから敷きます。

※今回は針葉樹合板を選んでしまったので、写真は針葉樹合板です。

墨壺を使って、根太がある箇所をマーキングします。

この作業は、墨壺があるとめちゃくちゃ楽です。

クッションフロアを張る

慎重にカットして、すき間ができないように張っていきます。

一般的には余分に張って、はみ出した箇所をカットするようですが、今回は事前にきっちりカットしてから張りました。

墨壺の使い方

墨壺の使い方は、こちらのYouTubeでご覧ください。

クッションフロアの張り方

クッションフロアの張り方は、こちらの動画がわかりやすいのでご覧ください。

Q&A|はじめて和室を洋室にリフォームする時によくある質問

根太の間隔は?

一般的に30mm間隔と言われています。

コンパネではなく針葉樹合板を選んでしまったので、30mm間隔では床がフカフカしてしまいました。

そのため今回は、22.5mm間隔で根太を敷くことになりました。

合板とコンパネの違いは?何を買うべき?

必ずコンパネを買いましょう!

合板とは、ベニヤ板を接着剤で積層してできた板のこと。

コンパネとは、合板の一種でコンクリートを流し込むときのコンクリート型枠として使用されるもの。コンクリートパネルの略。

私のように針葉樹合板を買わないようにご注意ください!

針葉樹合板は柔らかいため床材としては不向きだと感じました。
また、節が多く、パテ処理の箇所が多く作業効率が悪くなってしまいます。

買うべき根太の太さ、コンパネの厚さは?

リフォームする箇所によって変わります。

畳を剥がすと荒板が出てきますが、荒板からキッチン床の高さまで57mmでしたので、根太45mm+合板12mmで高さを合わせました。

知り合いの大工さん曰く、合板やコンパネは12mmを使うことが一般的とのこと。

【体験談】和室を洋室にDIYリフォームする時の注意点や失敗事例の紹介

体験をもとに、和室を洋室にリフォームする時の注意点や失敗事例を紹介します。

資材購入のミス

コンパネを買うべきところを針葉樹合板を買ってしまいました。

必ずコンパネを買いましょう。

また、必要なボンドの量が計算できず、必要なタイミングでボンドがなくなってしまったこともありました。

約4.5畳の大きさで約5kgのボンドを使ったので、必要なボンドの目安は「1畳当たり1kg+α」になります。

根太選びのミス

床をフラットにするために、真っすぐな木材を買わなければいけません。

1本1本、注意して確認したつもりですが、曲がった根太を買ってしまいました。

ぱっと見は真っすぐに見えるものなので、十分に注意しましょう。

丸鋸のカットミス

床材をカットし過ぎてしまったため、クッションフロアを張る前のパテ処理に苦労しました。

丸鋸を使うのは初めだったので、使い方が理解できていなかったことが原因。

丸鋸定規を使わなかったので、カット位置がずれてしまいました。
必ず丸鋸定規を使って正確にカットしましょう。

クッションフロアのカットミス

差し金を使ってカットしましたが、角が垂直になるように真っすぐカットしているつもりでも、真っすぐカットできず何度もカットし直しました。

今回のクッションフロアの幅は90cmでしたから、1m定規を使うと真っすぐカットできました。

「カット師」は持ち手がついていて、とても作業しやすいのでオススメです。

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まとめ

●和室4.5畳を洋室にリフォームする場合、かかった費用(材料費)は約6万円。

●大工道具にかかるのは更に3万円。

●和室4.5畳を洋室にリフォームする場合、かかった時間は23時間。

●根太には「松」を選ぶこと。「杉」を選んではいけない。

●床材は「コンパネ」を選ぶこと。「針葉樹合板」を選んではいけない。

●必要なボンドの量は、1畳当たり1kg+α。

●丸鋸定規を使って、正確にカットすること。

今回の記事は以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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